投稿日:2025/01/24
みなさんこんにちは!
株式会社bud梱包出荷サポートです!
突然ですが、「RSL」って聞いたことありますか?
楽天市場に出店している方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
RSLは、楽天市場に出店している事業者向けの物流サービスですが、具体的にどんなサービスなのか、3PLと何が違うのか、よくわからないという方も多いかもしれません。
そこで今回は、RSLと3PLの違いについて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを交えながら詳しく解説していきます。
RSLと3PL、どちらの物流サービスを選べば良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
RSL(楽天スーパーロジスティクス)とは
RSLとは、「Rakuten Super Logistics(楽天スーパーロジスティクス)」の略称で、楽天グループ株式会社が提供する物流アウトソーシングサービスです。
楽天市場に出店している事業者向けに、商品の保管から出荷までを代行するサービスを提供しています。
まずは、RSLで出来ることと出来ないこと、利用するメリットやカスタマイズ性、費用の構成について、見ていきましょう!
RSLでできること・できないこと
RSLでは、主に以下のようなサービスを提供しています。
- 入庫・保管:商品をRSLの倉庫で保管します。
- ピッキング・梱包:注文が入った商品をピッキングし、梱包します。
- 出荷:梱包した商品を配送業者に引き渡します。
- 在庫管理:商品の在庫状況を管理します。
- 返品・交換対応:返品・交換の対応を行います。
- ギフトラッピング:ギフトラッピングに対応します。
- DM発送:DMの発送を代行します。
ただし、RSLでは取り扱えない商品やサービスもあります。
- 危険物:火薬類や高圧ガスなど、危険物の取り扱いはできません。
- 大型商品:家具や家電など、大型商品の取り扱いはできません。
- 冷蔵・冷凍商品:食品など、冷蔵・冷凍が必要な商品の取り扱いはできません。
- 海外発送:海外への発送はできません。
RSLを利用するメリット
RSLを利用するメリットは、以下の点が挙げられます。
- 楽天市場との連携:楽天市場との連携がスムーズに行えます。
- 低コスト:楽天市場出店者向けの特別な料金体系で、低コストで利用できます。
- 高品質なサービス:楽天グループが提供する高品質な物流サービスを利用できます。
- 業務効率化:物流業務をアウトソーシングすることで、業務を効率化できます。
- 販売促進:RSLを利用することで、「あす楽」対応など、販売促進につながるサービスを利用できます。
RSLのカスタマイズ性
RSLは、ある程度のカスタマイズが可能です。
例えば、商品の保管場所や梱包方法、配送業者などを指定することができます。
ただし、3PLと比べるとカスタマイズ性は低いと言えます。
RSLの費用
RSLの費用は、以下の要素によって決まります。
- 保管料:商品の保管にかかる費用です。
- 出荷料:商品の出荷にかかる費用です。
- オプションサービス料:ギフトラッピングなどのオプションサービスを利用する場合にかかる費用です。
費用は、商品の種類や数量、保管期間、出荷頻度などによって異なります。
3PLとは
続いて、3PLでについても同じように、出来ることと出来ないこと、利用するメリットやカスタマイズ性、費用の構成について、見ていきましょう!
3PLとは、「Third Party Logistics(サードパーティーロジスティクス)」の略称で、荷主企業に代わって物流業務全般を請け負うサービスのことです。
具体的には、商品の保管、ピッキング、梱包、出荷、在庫管理、配送、返品・交換対応など、物流に関するあらゆる業務を代行します。
3PLでできること・できないこと
3PLでは、RSLよりも幅広いサービスを提供しています。
- 多様な商品の取り扱い:危険物、大型商品、冷蔵・冷凍商品など、RSLでは取り扱えない商品も取り扱えます。
- 国際物流:海外への発送にも対応しています。
- 物流コンサルティング:物流に関するコンサルティングを提供しています。
- システム開発:WMS(倉庫管理システム)などのシステム開発を行っています。
3PLを利用するメリット
3PLを利用するメリットは、以下の点が挙げられます。
- 物流業務の効率化:物流業務をアウトソーシングすることで、業務を効率化できます。
- コスト削減:物流コストを削減できます。
- コア業務への集中:物流業務をアウトソーシングすることで、コア業務に集中できます。
- 物流品質の向上:物流のプロに業務を任せることで、物流品質を向上できます。
- 柔軟な対応力:荷主企業のニーズに合わせて、柔軟に対応できます。
3PLのカスタマイズ性
3PLは、RSLと比べてカスタマイズ性が高い点が特徴です。
荷主企業のニーズに合わせて、サービス内容や料金体系を自由にカスタマイズすることができます。
3PLの費用
3PLの費用は、以下の要素によって決まります。
- 保管料:商品の保管にかかる費用です。
- 出荷料:商品の出荷にかかる費用です。
- 作業料:ピッキングや梱包などの作業にかかる費用です。
- システム利用料:WMSなどのシステムを利用する場合にかかる費用です。
- コンサルティング料:物流コンサルティングを受ける場合にかかる費用です。
費用は、依頼する業務内容や商品の種類、数量、保管期間、出荷頻度などによって異なります。
RSLと3PLの比較
ここまで、RSLと3PLの概要について説明してきました。
まとめてみると、このようになります。

「自社としてはどちらを選べばいいんだろう?」と思いますよね。
それぞれ、簡単に記載してみましょう。
RSLを選ぶべき企業
- 楽天市場に出店している
- コストを抑えたい
- 楽天市場との連携を重視したい
- シンプルな物流サービスで十分
3PLを選ぶべき企業
- 楽天市場以外でもECサイトを運営している
- 多様な商品を取り扱っている
- 複雑な物流業務をアウトソーシングしたい
- カスタマイズ性の高い物流サービスを利用したい
- 物流品質を向上させたい
貴社の物流課題を解決してくれそうなのは、どちらでしょうか?
ぜひ現状と照らし合わせて、考えてみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、RSLと3PLの違いについて解説しました。
RSLは、楽天市場出店者向けの物流サービスで、低コストで利用できる点が魅力です。
一方、3PLは、より幅広いサービスを提供しており、荷主企業のニーズに合わせてカスタマイズできる点が魅力です。
どちらのサービスを選ぶかは、荷主企業の規模や業種、ニーズによって異なります。
今回の記事を参考に、自社に最適な物流サービスを選んでください。
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