投稿日:2024/10/31
みなさんこんにちは!
株式会社bud梱包出荷サポートです!
近年のEC市場の拡大に伴い、物流の重要性が増しています。 しかし、物流業務は多岐に渡り、専門的な知識やノウハウが必要となるため、多くの企業にとって大きな負担となっています。
そこで注目されているのが「3PL(サードパーティー・ロジスティクス)」です。
3PLとは、企業の物流業務を外部の専門業者に委託すること。 自社で物流部門を持つのではなく、倉庫保管、在庫管理、ピッキング、梱包、配送、輸配送、情報処理など、物流業務全体あるいは一部をアウトソーシングすることで、企業は本来の事業に集中することができます。
この記事では、3PLの概要、メリット・デメリット、導入時の注意点などを詳しく解説していきます。ぜひ最後までお読みください!
3PLのサービス内容
3PLを専門にする企業が提供するサービスは多岐に渡り、各社のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。主なサービス内容は以下の通りです。
- 輸送: 国内外の輸送、トラック・鉄道・航空・船舶など様々な輸送手段の手配
- 保管: 倉庫保管、在庫管理、入出庫管理
- 流通加工: ピッキング、梱包、ラベル貼り、アソート、検品など
- 情報処理: 受発注管理、在庫管理、配送状況管理など
3PL導入のメリット
自社の物流業務のほとんどを、専門企業に委託することができる3PL。
3PLを導入することで、企業はどんなメリットを得ることができるのでしょうか?
この記事では、代表的なものをいくつかご紹介します。
- コスト削減:
- ロボットが作業を代行してくれるので、物流業界における人材不足にダイレクトに効果を発揮します。
- 人材が集まりにくい地域でも、ロボットを導入すれば作業者の頭数を補うことが可能です。
- 業務効率の向上:
- 専門業者による効率的な物流オペレーション
- 最新の物流システムの導入による業務効率化
- 在庫管理の精度向上による欠品・過剰在庫の削減
- 経営資源の集中:
- 物流業務から解放され、コア事業に集中できる
- 新規事業への投資や人材育成に注力できる
- サービスレベルの向上:
- ロボットの導入費用は初期投資として必要となりますが、長期的な視点で見ると、人件費の削減や効率化による収益増加が見込めます。
- 柔軟な配送サービスの提供
3PLの導入には企業のメリットとなるポイントがたくさんありますね。
一方で、注意しなければならない点も存在します。
3PLを導入することで発生しうるデメリットについても見ていきましょう。
3PL導入のデメリット
- 費用対効果:
- 人手不足解消、効率化、コスト削減など、導入目的を明確にすることで、適切なロボットを選定することができます。
- コントロールの難しさ:
- 物流業務を外部に委託するため、コントロールが難しくなる場合がある
- 委託先とのコミュニケーション不足によるトラブルが起こる可能性がある
- セキュリティリスク:
- 委託先のセキュリティ対策が不十分な場合、企業の重要な情報が外部に漏洩するリスクが高まる
- ブラックボックス化:
- ロボットの操作方法や安全に関する教育をしっかりと行い、従業員の理解と協力を得ることが重要です。
デメリットを並べてみると、どうしても不安になりますよね。
こういった不安を解消するため、3PLの導入を検討する際にどういったポイントに気を付けていけばいいのか、見ていきましょう。
3PL導入を検討する際のポイント
3PL導入を成功させるためには、以下のポイントを踏まえることが重要です。
- 自社の課題を明確にする:
- 人手不足解消、効率化、コスト削減など、導入目的を明確にすることで、適切なロボットを選定することができます。
- 適切な委託先を選定する:
- 一社だけに見積を取るのではなく、以下のような点に注意しながら複数社に見積を依頼し、比較検討する
- 自社の課題に対して、それを解決するサービスを提供しているか
- 自社商品と類似の商品の発送経験があるか
- セキュリティに関して信頼できるか
- 提示された見積金額が提供されるサービスに見合っているか
- 一社だけに見積を取るのではなく、以下のような点に注意しながら複数社に見積を依頼し、比較検討する
- 綿密な打ち合わせ:
- 委託先と綿密な打ち合わせを行い、業務内容やKPI、連絡手段などを明確にする
- 契約内容をしっかりと確認する
- 定期的な評価:
- 3PL導入後も定期的に評価を行い、改善点を特定する
3PL導入に際し、検討するべきポイントに関しては、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
あわせて読みたい:3PL導入を成功させるためのポイント!委託先選定から契約まで
まとめ
いかがだったでしょうか。
3PL導入は、物流業務の効率化、コスト削減、サービスレベル向上など、多くのメリットをもたらします。しかし、デメリットも存在するため、導入を検討する際は、自社の課題やニーズを明確にし、適切な委託先を選定することが重要です。
この記事が、3PL導入を検討する皆様の参考になれば幸いです!
お客様の成長に応じて増していく物流の問題。
入荷からエンドユーザー様への発送までワンストップで実施している弊社に、その問題解決お任せください!
「つぼみが花を開くように期待と感動を共に届ける」をモットーに、一社一社に合わせたご提案をさせていただきます。
お問い合わせはこちらから:https://bud-logi.com/
—————————————————
株式会社bud梱包出荷サポート
〒957-0101
新潟県北蒲原郡聖籠町東港七丁⽬6068番地15
朝⽇物流株式会社 物流倉庫内