投稿日:2024/12/17
みなさんこんにちは!
株式会社bud梱包出荷サポートです!
EC事業の成長に伴い、避けて通れないのが「物流」の課題です。受注処理、ピッキング、梱包、出荷、在庫管理…と、業務は多岐に渡り、多くの時間と労力を必要とします。
EC事業を展開する企業にとって、これらの業務を効率化し、本業に集中するためには、EC物流代行サービスの活用が有効な手段となります。
しかし、いざ物流代行サービスを利用しようと思っても、「どんな委託先を選べば良いのかわからない」「自社に合ったサービス内容なのか不安」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、小規模なEC事業の場合に絞って、EC物流代行を検討する際に抑えるべきポイントを5つ解説します。
中規模・大規模なEC事業の場合とは異なる視点での解説も交えながら、失敗しない委託先選びのノウハウをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
1.小規模EC事業向けの料金体系と柔軟な対応力
物流代行サービスの料金体系は、大きく分けて以下の3つがあります
- 固定料金制: 毎月定額の料金を支払う方式
- 従量課金制: 取り扱う物量や作業量に応じて料金が変動する方式
- 成果報酬型: 売上や出荷件数に応じて料金が変動する方式
中規模・大規模なEC事業においては、物量が多いため従量課金制を採用するケースが多いですが、
小規模なEC事業の場合は、固定料金制や成果報酬型がおすすめです。
固定料金制は、初期費用や月額費用が安く抑えられるため、コストの負担を軽減できます。
成果報酬型は、売上に応じて費用が変動するため、リスクを抑えながら物流業務をアウトソーシングできます。
さらに、小規模なEC事業では、柔軟な対応力も重視する必要があります。
事業規模が小さいため、物量の変動が大きかったり、イレギュラーな対応が必要となるケースも少なくありません。
そのような時に、臨機応変に対応してくれる柔軟性を持った委託先を選ぶことが重要です。
例えば、繁忙期には物量に合わせて柔軟に人員を増やしてくれたり、急な商品の追加や変更にも対応してくれる委託先であれば、安心して物流業務を任せられます。
2.必要な機能・サービスを絞り込む
EC物流代行では、様々な機能やサービスを提供しています。
- 受注管理システムとの連携
- 在庫管理システムとの連携
- ピッキング・梱包
- 出荷代行
- 返品・交換対応
- 顧客対応
- ギフトラッピング
- DM発送 など
これらの機能やサービスの中から、自社に必要なものを厳選することが重要です。
中規模・大規模なEC事業のように、あらゆる機能を網羅したサービスを選ぶ必要はありません。
小規模なEC事業の場合は、まず 「ピッキング・梱包」「出荷代行」「在庫管理」 といった基本的な機能をしっかりと提供してくれる委託先を選びましょう。
その上で、自社の課題やニーズに合わせて、必要な機能を追加していくことをおすすめします。
例えば、顧客対応に課題を感じている場合は「顧客対応」のサービスを提供している委託先を選んだり、ギフト商品を扱っている場合は「ギフトラッピング」のサービスを提供している委託先を選ぶと良いでしょう。
3.倉庫の立地・保管環境
物流代行の委託先が保有する倉庫の立地も重要なポイントです。
- 主要都市からの距離
- 交通アクセス
- 配送エリア
などを考慮し、自社の顧客層や配送エリアに合った立地にある倉庫を選びましょう。
小規模なEC事業を展開している場合、顧客層が特定の地域に集中しているケースも多いかと思います。
そのような場合は、顧客層に近い場所に倉庫があれば、配送にかかる時間とコストを削減できます。
また、保管環境 もしっかりと確認しましょう。
特に、食品や化粧品など、温度や湿度管理が必要な商品を扱っている場合は、適切な保管環境が整っている倉庫を選ぶことが重要です。
倉庫のセキュリティ対策も重要な要素です。
盗難や火災などのリスクを最小限に抑えるため、セキュリティ体制が充実している倉庫を選びましょう。
4.ITシステムの導入状況
EC物流代行サービスを提供する企業の中には、独自のITシステムを導入し、業務効率化を図っているところもあります。
- 在庫管理システム
- 倉庫管理システム(WMS)
- 受注管理システム(OMS)
- 輸送管理システム(TMS)
これらのシステムを導入している委託先は、業務の精度や生産性が高く、正確な情報共有が可能なことも多いです。
小規模なEC事業を展開している企業の場合、自社でシステムを導入する余裕がないケースも多いかと思います。
そのため、委託先が提供するITシステムを活用することで、業務効率化を図り、コスト削減につなげることが可能になります。
最新のITシステムを導入している委託先であれば、リアルタイムでの在庫状況の把握や、受注から出荷までの進捗状況の確認などが容易になります。
5.丁寧なサポート体制
EC物流代行サービスを利用する上で、サポート体制 も重要な要素です。
特に、初めて物流代行サービスを利用するEC事業者様にとっては、わからないことや不安なことも多いかと思います。
そのような時に、物流業務委託先の担当者が丁寧にサポートしてくれれば、安心してサービスを利用できますよね。
委託先のサポート体制を確認するとき、具体的には以下のような点をチェックしましょう。
- 担当者とのコミュニケーション:担当者と直接連絡を取りやすく、質問や相談がしやすい体制
- マニュアルの充実:サービス内容や操作方法などがわかりやすくまとまったマニュアル
- 定期的な報告:在庫状況や出荷状況などの報告を定期的に行ってくれる体制
これらのサポート体制が充実している委託先を選ぶことで、スムーズに物流業務をアウトソーシングできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、小規模なEC事業を展開している企業様に向けて、EC物流代行を検討する際に抑えるべきポイントを5つ解説しました。
これらのポイントを参考に、自社の課題やニーズに合った物流代行の委託先を選んでいただければ幸いです。
EC物流代行サービスを効果的に活用することで物流業務の効率化を図り、事業成長を加速させましょう。
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